こんにちは。メンタルトレーナーの吉田こうじです。
こちらの無料メールマガジン「自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方」では、ありのままの自分として、自由に豊かに生きるためのヒントについて、心理学的な側面、進化論的な側面など、多彩な切り口からお届けしています。
また、毎回、読者の皆さんからいただく感想も含めて、インタラクティブなメルマガを目指しています。
おかげさまで日本一のメルマガスタンド「まぐまぐ」さまから、2021年度まぐまぐ大賞(メディア賞)もいただくことができました。
少しですがサンプルを紹介します^^
おはようございます^^
メンタルトレーナーの吉田こうじです。
いつもメルマガをご覧いただき
ありがとうございます^^
どういうわけか、配信予約時間を6:30に設
定しているのですが、時折、配信時間が大幅
にずれ込むことがあります。
昨日は僕のメールボックスに実際に到着した
のは7:12でした。
(もっと遅く到達しているケースもあると思
われます)
これは、まぐまぐさんのシステム上の問題か
と思われます。ご容赦願いますm(__)m
さて、前回の記事にも感想をたくさんいただ
きました。
少しだけ紹介しますね^^
前回の記事はこちら。
↓
厄介な相手「自分が正義タイプ」【厄介な人No.14】
https://ameblo.jp/yoshidakouji/entry-12811863501.html
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
読者の方の紹介のメールも、それに触発され
た吉田さんのコメントも、読んでいると視野
が広がるので、もっと長くてもいいのになあ
と思ったりします。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
魔女に関する本を読むきっかけについてとて
も興味があります。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
自分が正義タイプ。
面倒ですね~(^^;;
次回も楽しみにしてます。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ありがとうございます。
最初のNさんも、次のMさんも昨日の「魔女」
関連だったので、あわせてちょっとだけお話
します^^
僕はかなりのアニメ好きで、毎月10作品以上
は見てます。
作品にもよりますが、魔女関連って多かった
りして、それで以前から興味があったという
のが一つと、
これは、まだまだ科学が進歩していなかった
中世時代とはいえ、「魔女狩り」という人が
人を狩り殺す(それも、より残酷な手段で処
刑する)という心理に個人的にかなり興味が
あったからです。
私たちの遺伝子情報は石器時代、サバンナ原
生時代の状態を引き継いでいるようですが、
ホモサピエンスがネアンデルタールなどいく
つもの類人猿を狩り殺す際には、なるべく残
忍な手段で殺すという発想はなかったと思う
んですよね…。
つまり、暴力性、攻撃性、別種族の排他性な
どは遺伝しているとはいえ、より残忍(生き
たまま火炙りにするとか、すごい拷問すると
か)に、一種サディスティックな要素すらあ
るのは、何か別な心理的、あるいは時代的な
「一種の圧力」があったのではないかと個人
的な妄想があって、それを調べてみたかった
からです^^
ということで全然、面白い返答でなくてすい
ません。
で、最後のNさんのメールは、まさにその通り
だと僕も思います。
過去の歴史を見ても、今の世の中を見渡して
「自分の正義」に固執したせいで大虐殺が起
きる事例はごまんとあります。
というか、ほぼほぼ「正義原理主義」を振り
かざした結果のトラブルと言ってもいいかも
です。
正しいと信じきっているだけに、そもそも自
分の正義を疑うこともしませんしね^^;;
敬愛する斎藤一人さんは、
「何が正しいかじゃなくて、何が楽しいか」
にこだわろうとおっしゃってました。
「正しさは人それぞれ」ってことは心に深く
刻んでおきたいなと思う次第です^^
では本題です。
前回は悪意の有無の見抜き方に「思考実験」
をやってみるといいというところまででした。
「思考実験」とは、頭の中で想像する実験の
ことで、あまりいい例えではありませんが、
子どもの頃に
「ウンコ味のカレーと、カレー味のウンコだ
ったらどっち食べる?」
みたいなものです^^
(厳密にいうと全然違います^^;;)
今回はもう少し高尚な例で悪意を見分ける実
験です^^
ハーバード白熱授業で話題になった、マイケ
ル・サンデルの著作『これからの「正義」の
話をしよう』でお馴染みの、トロッコ問題な
どは、相手の倫理観を探る上でとても面白い
思考実験です。
概要をお話しすると、
・制御不能になったトロッコが、猛烈なスピ
ードで走っている。
・疾走するトロッコの先には、線路工事をし
ている作業員が5人いる。
・運転士であるあなたは、左側の待避線にト
ロッコの進路を変更できる。
・左側に変更すれば5人の命は助かる。
・しかし待避線には1人の作業員がいて、5人
は助かるけど、その1人は死ぬ。
さて、あなたはどうする?
みたいな内容です。
これは、「トロッコ問題(トロリー問題)」
と呼ばれる思考実験で、作業員の年齢や性別、
人種などを変えることによって、無意識の偏
見に気づけたりする、かなり面白い思考実験
と言えるのではないでしょうか。
で、こうした正解がない問題に直面したとき、
悪意のある人は、自分が振りかざしている正
義ボロが出ないように、お茶を濁すなどして、
話をケムに巻こうとします。
と言うのも、自分の正義にケチがつくのが嫌
だからです。
だからこそ、規範やルールなど「べき論」で
寄りかかることができる材料を持ち出して相
手を攻撃するのです。
一方、ただ自分の正しさにこだわりが強い人
であれば、自分なりの答えを素直にいってく
れるかと思います。
そして、もしもその正しさの矛盾に気づいた
ら、自分の正しさを訂正するかもしれないし、
あるいは正しさに固執するかもしれませんが、
いずれにしても自分の考えを言ってくれるか
と思います。
そうしたところで判別ができると思います^^
もしも、
「どうせ自分の責任じゃないんだから、その
まま変更しないで5人を殺しちゃった方が
大きなニュースになって面白い」
という、斜め上をいく回答の場合は、サイコ
パスの可能性があるので、そっと距離をおい
たほうが無難でしょう^^
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