こんにちは、仙台のメンタルトレーナー吉田です。
今回は、目が回るくらい忙しい人、
寝つきが悪い人、頭の中の独り言が止まらない人ほど試して欲しい
マインドフルネス瞑想についてです。
マインドフルネス瞑想とはウィキペディアによると、
禅の考え方を基礎として禅や瞑想から宗教色を除き、人材育成のために科学的に取り入れたもの。だそうで、瞑想のなかでも特に気づきや洞察に重きをおいた「ヴィパッサナー瞑想」が土台となっているそうです。
インターネットが急速に発達したことで、
私たちは場所や時間にとらわれずに、いつでもどこでも誰とでも
繋がりを持つことができるようになりました。
その一方で、仕事や家事に集中しようと思っても
・どうしてもフェイスブックの他人の投稿内容が気になる
・だらだらとYouTubeを見てしまって時間ばかりが過ぎていく
・自分の投稿の「いいね」の数が気になる
・LINEの既読に対する返信のレスポンスの遅さが気になる
・漠然とした不満や不安についてぼんやり考えている
・担当の業務に集中できずに漠然と転職のことを考えてしまう
・心から休日を楽しもうと思っても仕事が頭から離れない
とても便利になった反面、頭の中はかえって不便になっている人は少なくないのではないでしょうか?
「いま、ここ」に心がいない状態とは、人生の主導権を自分では持っていないということ。
何かに囚われているということです。
マインドフルネス瞑想は、この囚われの状態から私たちを解放することにとても役立ちます。
まずは2分間 ただ呼吸に意識を向けてみよう
では、実際に練習してみましょう。
椅子に腰掛けていてもいいですし、あぐらをかいてもいいです。
リラックスした状態で、ゆっくり深呼吸を始めましょう。
吐くときには口から細くながく吐いて、吸うときには鼻からお腹を膨らませるように吸ってみましょう。
「吸って・吐いて」が終わったら「1」と心の中で唱えます。
そして次の「吸って・吐いて」が終わったら「2」と心の中で唱えます。
これを「10」までゆっくりと繰り返したら、
また「1」から始めます。
深呼吸している最中は「吐いているな〜」「吸ってるな〜」と、まずは呼吸だけに意識を向けてみます。
途中で色々な雑念が湧いてきたら、また「吐いてるな〜」「吸ってるな〜」と意識を呼吸に向け、数字を数えていきます。
このシンプルな深呼吸をまずは2分間練習してみましょう。
ちなみに、タイマーはかけない方がいいです。
一気に心を現実に引き戻すのではなく、なんとなく2分程度を目安にしてやってみるだけでいいのです。
これをできれば毎日の習慣にしていくことをお勧めします。
そして慣れてきたら、少しずつ時間を長くしてみます。
もしかすると初めての2分間でとても心が落ち着きリラックスできる感覚を体験するかも知れませんし、最初は雑念ばかり湧いてきて、全然リラックスできないかもしれません。
いずれにしても「慣れ」の問題ですから、うまくできなくても気にする必要はありません。
まずは最低でも3週間程度は続けてみることをお勧めします。
すると短時間だったとしても「雑念が気にならなくなる感覚」「いま、ここにいるだけの感覚」を体験できるはずです。
今回はこのマインドフルネス瞑想について、こちらの動画で話しているのでよろしければご覧ください。
そしてこちらは約15分間の瞑想のための誘導音声を入れています。音声に従ってやってみると、自分の心を自分でコントロールできている感覚を持つことができるでしょう。
さらに瞑想をより深く体験してみたいという方は、こちらの【ダウンロード・ヒプノセラピープログラム】自分を変える気づきの瞑想音声セラピーがお勧めです。