こんにちは、仙台のメンタルトレーナー&ポジティブ心理カウンセラーの吉田です。
今回はアファメーション(願望を自分に刷り込む方法。自己暗示)を
成功させるコツについてです。
人は意識や無意識を合わせると、1日に3万〜9万回も思考している
どうやって無意識の回数をカウントするのか、
その科学的な根拠はわかりませんが(きっとフェルミ推定から算出したのでしょう)、
いずれにしても無意識で相当の数の思考をしていることだけは間違いありません。
例えば、目覚ましの音が鳴る前、
まだ薄暗い中であなたが目を覚ましたとします。
その瞬間に、
「あれ?今、何時かな?」
「まだ暗いようだけど?」
「まさかいつの間にか目覚まし止めたわけじゃないよね?」
「まさかな、、、まだこんなに暗いしね」
「午前3時頃かな?」
「ところで、昨日は何時に寝たっけ?」
「一応、時計確認した方がいいかな?」
「それとも起きて、ジョギングでもしようかな?」
と、こんなことを
ものの数秒で考えたり、
イメージとして頭の中に描いたりします。
これらは、ほぼ無意識に行っている思考です。
ここで言う無意識の思考とは「内部対話(独り言)」と言い変えることが出来ます。
私たちはこうした内部対話を1日24時間、
数万回繰り返しているということなんですね。
アファメーションがうまくいく人のシンプルなコツとは?
さて、
自己啓発や心理学が好きなあなたなら、
自分を望ましい心の状態にするために
アファメーション(自己暗示)をしている、
あるいはしたことがあると思います。
ちなみに、僕も毎日アファメーションを行っています。
しかし、このアファメーションがうまくいっている人と、
いくらやってもうまくいかない人には、
実はシンプルな違いがあるようです。
それは、
無意識の思考回数の内、どれくらいアファメーションを肯定する思考ができているか?
ということ。
例えば、朝起きたらすぐにアファメーションを10回唱え、
お昼にアファメーションを10回唱え、
夜寝る時にもアファメーションを10回唱えたとしましょう。
合計30回ものアファメーションですね。
しかし、はじめに書いた通り、人の1日の思考回数は数万回です。
いくら30回ものアファメーションを唱えたとしても、
残りの数万回の思考が「いやいや、そんなアファメーション唱えたって無理でしょ!」
「だって、これまで沢山の失敗してきたし、、、」
というような無意識の思考(内部対話)をしていたなら、
アファメーションはうまくいきませんよね?
つまり、アファメーションがうまくいく人は、
アファメーションを肯定できるように無意識の思考(内部対話)をコントロールしているのです。
これが、うまくいく人といかない人のシンプルですが、決定的な違いを生み出す違いです。
無意識の思考をコントロールする(騙す)方法
アファメーションは「意識」で行います。
では、無意識でもアファメーションを肯定するためにはどうすればいいのでしょうか?
それは、あなたが叶えたいと願っているアファメーションが、
実際に実現した状態を五感を使って強くイメージながらアファメーションするのです。
五感とは「視覚、聴覚、触覚(身体感覚、感情の感覚)、嗅覚、味覚」です。
例えば、「私は、大勢の人前でも、堂々とリラックスして話している」ということを
アファメーションで唱えていたとします。
その際には、「大勢の人前で堂々と話している自分」、
「なりたい自分を手に入れた状態」をありありとイメージしてみるのです。
・堂々と話している時に、何が周りに見えているか?
・何人ぐらいの人が目の前にいるのか?
・その人達はどんな表情であなたの話しを聞いているのか?
・周りでは、どんな声や音が聞こえているか?
・その時、あなたの身体ではどんな感じがしているか?
・何か臭いはないか?
・何か自分の中で味じわっているモノはないか?
すると、無意識は現実に起きていることと、
強くイメージした「現実ではないこと」の区別が出来ないので、
そのアファメーションは意識のブロックをすり抜けて無意識に入ってしまうのです。
つまり、五感を使ってイメージするということは、
あなたの脳の中に「バーチャルな成功体験を焼き付けてしまう」ということです。
自分の脳をだます言葉に書き換える
それと無意識の思考(内部対話)を、
あなたの望むものにするために大切なことがもう一つあります。
それは、普段の思考の言葉(内部対話)を書き出して、
望ましいものに書き換える練習をするということ。
やり方はとてもシンプルです。
あなたがアファメーションをした直後に、
紙と鉛筆を持ってぼんやりとした状態でいます。
すると頭に色々な思考(雑念・自問自答)が飛び交うはずです。
「こんなことしていて何か意味があるのかな?」
「いやいや、そういう考え方はネガティブだから良くないな?」
「でもそんなこと言ったって、そうそう、うまくいきっこないでしょ?」
「だって、これまでもどんなに願ったって、叶わなかったことって沢山あったよね?」
こんな感じで、無数の思考(雑念・自問自答)が浮かんでくるはずです。
それを、出来る限り、そのまま紙に書き出していきます。
1ページ分位書いたら、
その中にあるアファメーションを否定するような思考を選んで、
アファメーションを肯定するように書き換えてしまいます。
例えば、
「こんなことしていて何か意味があるのかな?」
⇒「これはアファメーションを実現するプロセスとしてとても大切なことだ」
「でもそんなこと言ったって、そうそう、うまくいきっこないでしょ?」
⇒「今は、うまくいくためのプロセスの最中だ」
という感じです。
数分感書き出してみるとわかりますが、
普段は意識していない思考(内部対話)って本当にもの凄い量です。
そして、自分で気づいている以上に、案外、ネガティブな思考(内部対話)が多かったりします。
こちらの記事も参考にしてください。
「これで完璧! アファメーションがうまくいかない理由とその対処方法『※引き寄せの法則実践編』」
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